ひとり雑談

平凡な人間の平凡な日々の記録です。

「何となく好き」の話。

「何となく好き」が、好きだ。
自分の好きなものを、他の人が「何となく好き」と言ってくれることも嬉しい。

他人の「好き」に対して意味や理由を求めることはあまりしたくないと思っている。
もちろん「ここがこうなっていてこうだから好き!」といったように、好きの理由が明確なことは素晴らしい。そこは間違いない。
でも、好きな理由にこだわりすぎる必要もあまりないよなぁというのが僕の考えだ。

「何となく好き。自分でも説明できないけど、なんか好き。」
これはきっとその人の直感…極端な表現かもしれないけれど本能で好きなのだ。だから、それでいい。
そこに知識や経験が加わることで、より深く、より具体的に好きになればもっといい。

反対に、「何となく嫌い」は少しもったいない。
見方を変えたり、より近くで触れてみると好きになれるかもしれない。食わず嫌いは言ってしまえば機会の損失なのではないかとも思う。
僕はついつい人を第一印象で判断したり、物事を噂で聞いただけで評価したりしてしまうきらいがある。
そしてあとになって「もっと早く好きになっておけばよかったかも」と思ったりするのだ。

もちろん、どんなに頑張っても好きになれないものや、苦手なものはたくさんある。この世の全てを好きになることはできない。
けれど、嫌いなものよりも好きなものが多い世界のほうが、きっと楽しいし、生きやすい。
…と、思う。


話は変わるが、先日CDショップでtoconomaの「NEW TOWN」というアルバムを買った。とても良い。何がいいって、カッコいい。

個人的にはorbitという曲が特に好み。ギターのカッティングとシンセの音がいい感じに僕のツボをついてくる。
このキュワッとしたシンセの音が…


…うん、好きという気持ちは「何となく」でいいけれど、相手に説明する時に関しては、ある程度頭の中を整理したほうがいいね。全然伝わらないよね。あと語彙力ね。