ひとり雑談

平凡な人間の平凡な日々の記録です。

ダンジョンの話。

昔から、人に見透かされることがどうにも苦手です。

「あなたの手の内全てわかってますよ」というよな反応をされると途端にその人と壁を作り、心に鎧を着込んで避けてしまいます。

で、離れたところから「お前になにがわかるんじゃ!」なんてひとりごちるわけです。

そのくせ理解はしてもらいたいという、極めて面倒な性格をしています。

 

理解されたいけど、全部を理解されたくない。なんで?

 

たぶん、全部理解されてしまうと「自分の底の浅さ」が浮き彫りになってしまうように感じるからなんだろうと思います。

めちゃくちゃレベル上げして、装備を整えて挑んだダンジョンが、入ってみると一本道でボス不在。みたいな。あ、この例えがあってるのかは微妙です。

とにかく、プライドだけはRPGのラスボス並みに高い僕には、それが許せないわけですね。

 

冒頭の「お前になにがわかるんじゃ!」も言いかえれば「貴様になにがわかる!」 になるわけです。言いかわってないけど。

要は、相手に自分というダンジョンを攻略された気になるのが嫌だと。

 

じゃあどうするのか。ダンジョンを複雑にしてあげるしかない。一筋縄じゃ攻略できない深いダンジョンを作る必要がある。

 

そんなわけで、自分自身の考えをもう少し深いものにするべく、こんなしょうもない記事を書いたわけです。